バーチャルマーケットお疲れ様でした。

ちょっと前の話ですが落ち着いたので書きます。

第一回バーチャルマーケットに今回、空間デザインとロゴデザインおよび制作として関わらせていただきました。

ロゴマーク


今回会場制作するに当たって思い入れやコンセプトなどを語った動画もアップロードしております。

前編


中編


後編


また、VR放送局「VRoadCaster」さんにも取り上げてもらいました。


VRCas公式HP

実は、会場制作に当たってもうちょっとちっちゃいお祭りかと思ってたんですが、ブース募集かけて一瞬で枠が埋まってしまい「そんなみんな興味あるの!?」って感じで進めてたら、本番迎えたらなんとtwitter日本トレンド1位になるほどのイベントになってしまい、びっくらこきました。

それにしても、運営陣の方はとんでもなく苦労をしたわけで、その苦労の原因の一個がVRChatのWebPanel突然の死。ほんとは入場や人を捌く、店舗の購入云々をWebPanel通して色々組むつもりでしたが、イベント2週間前ぐらいにWPの死を宣告され泣く泣く運営方法を変えて(この調整だるい)、お手伝いさんを呼び当日がんばってもらいました。ありがとうございました。そしてその影響でワールドを細分化できなく、クソ重いワールドを作るしかなかったという話。割と深刻でその人のPC環境に依存してしまうのであまり快適ではなかった。あとは、VRChatワールド制作やUnityにつよつよの人が運営にいない問題。

やる気ある人だけで集まったので、特にノウハウを積んだ人が制作に関わってないというのはもう死も同然で、苦労の連続でした。(後にunity-chanデザインされたntnyさんや、unityのエンジニアの方や車軸製作所さんに独自ツール作ってもらったりして大変助かりました。)

でもそんなこんなで色々不満はあるけれど、ちゃんとイベントとして開くことができて、無事に終わらせることができたのは一件落着胸をなで下ろす気分でした。

セカンドライフの劣化版とか時々言われるんですが、それは時代に沿った発言ではない(一意見としては認める)と思っていて、VRで見れることの偉大さ(実際に手に取れる、実寸大で見られる、その場で装備できるなど)や、界隈自体の健全に大きく躍進しようとしているムーブメント(3D初心者が人生初めて自作のモデルをこのようなしっかりした市場で売ったり、権利的にフリーで秩序のあるモデルの流通促進)自体この世界では重要な動きだと思っていて、元々MMDerだった私からすれば、MMDは二次創作として盛り上がることができてとてもワクワクしてたし楽しかったんですが、4Ps(price,place,promotion,product)的観点で見ると絶対的に閉鎖的でないといけないので(もともと権利的にアウトなモノが多い)、本当に自由に色々できて尚且つ現実に近い(もしくは超越した)体験も付与できる意味では相当いいきっかけかなと思います。

このイベントによって様々な企業がアプローチをしてきました。ニュース記事にもなってますし、広告出したいって企業もいますし運営やりたいって企業もいます(運営権利だけは渡したくない。だったらスポンサーで金くれって感じ)。


さて、いろいろなトラブルもあったけどVR歴史上大きな前進になった第一回Vケットですが、今後も続けるみたいですよ。わたしもこれからもどこかで関わっていきたいですし、「第一回はメッチャ重かったし全然快適じゃなかったよね〜」って皆さんに古参ぶっていただけるようにも改善をしてさらなる進化をしていきたいと考えています。

MoscowMule Mode Design Studio

バーチャルクリエイター「モスコミュール」によるデザインスタジオ

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